10分弁当では卵焼きを作らず、代わりに、レンジで卵とじを作っています。
今回は、このレンジ卵とじをうまく作るコツや補足説明を記載しております。
目次
電子レンジの卵とじを
ふんわりするポイント
電子レンジで卵を加熱すると、パサつくことが結構な頻度であります。
なので、上記のような工夫をします。
まぁお弁当に入れることを考えると、あまり水分が多い状態の卵とじは推奨できないとは思うのだが。
水分を加える
卵1個に対し、約大さじ1の水分を加えると良いと思います。
出汁・調味料は、水大さじ1に対し、顆粒だしの素や鶏ガラスープの素を加えます。
また、醤油やオイスターソースなどの塩味の強い調味量を少量加えてもOK。
顆粒だしはしっかり溶かしたほうが良いので一度電子レンジで加熱します。
顆粒だしの素、醤油、みりん、に水大さじ1のみでまずは加熱します。
500W30秒前後でOK。
みりんが入るときはアルコールを飛ばしたほうが良いでのフタはしないほうが良いでしょう。
出汁は、顆粒だしを使わなくても、鰹節や桜えびに醤油やみりんと水を加えたものを電子レンジ加熱することで、簡易的につくることもできます。
加えるのは水でなくても良くて、野菜やキノコのような水分の多い野菜で、野菜から出た水分を利用する方法もあります。
洋風の卵とじを作りたいときは牛乳を使うのがおすすめです。
粉チーズやベーコン、はちみつなどの相性が良いですね。
ただ、牛乳や豆乳を使う場合は、加えるのは卵を加えるタイミングと同じほうが良いでしょう。
突沸を起こしやすいので。
まずはベーコンや玉ねぎを加熱して、牛乳はあとから卵と同じタイミングで加える。
すりつぶした絹豆腐を使うのもおすすめです。
水切りしない約大さじ1の絹豆腐を、シリコンスプーンやミニ泡立て器でなめらかになるまですりつぶします。
これを、卵に混ぜ合わせるのです。
絹豆腐は単体じゃないと、なかなか滑らかになってくれないので、
まずは豆腐だけですりつぶし、その後、卵を溶いて、最後に混ぜ合わせるのが良いかと。
加熱しすぎないように注意
電子レンジは、加熱ムラが起こりやすい加熱方法です。
特に、中になにか野菜とか固形のものが入っているとかなりムラがでるかと。
なので食材に均一に熱が入るように、一度に加熱して固まらせるのではなく複数回に分けて加熱します。
また、使用する容器によっても必要な加熱時間が変わってきます。
電子レンジ加熱をするとき、ガラスボウルとプラスチックボウルを使うのですが、
プラスチックボウルの方が速く熱が入ります…と思う…!!
プラスチックボウルのほうが早く仕上がって良いように見えるのですが、
プラスチックボウルで作るとぱさつきやすいんですよね。
要は、時間の加減が難しいという感じです。
なので、私は卵とじを作るときはガラスボウルで作ることが多いです。
ガラスボウルだと、加熱に少し時間を要しますが、いい塩梅で固めやすい(多少加熱時間の誤差があってもぱさつきにくい)というかんです。
お使いの電子レンジがターンテーブル型の場合は
ボウルは必ず端にセットしてください。
ターンテープルとは、丸いお皿がクルクル回転するやつです。
中央においてしまうと加熱にムラができやすく失敗の原因になってしまうかもです。
私はフラットを使っているぞ
電子レンジで卵とじを
うまく作るポイント
熱いうちに容器からはがす
卵が固まったら、なるべく早く容器からはがしておきます。
はがすときは、シリコーンスプーンを使うとやりやすいです。
卵黄の色で変化を
卵黄の色合いで卵とじの色合いも変わってきます。
よくあるのが、ビタミンEやカロテンが多く入ったエサで育てられた鶏が産んだ卵は、赤色が強くなります。
黄色というより、オレンジ色に近い卵黄ですかね?
より暖色にちかい黄色にしたいときは赤い卵黄の卵を
黄色っぽくしたいときは、黄色の卵黄の卵を使います。
一般的には、赤い卵黄のほうが鮮やかに仕上がるかと思いますが、
(卵とじ動画で使っているのはすべて赤い卵黄)
一緒に詰めるごはんやおかずの色合いによって、黄色い卵黄の卵で作ったほうが
きれいに仕上がる場合があるかと思います。
たとえば…
調味料の色
レンジで作る卵とじに限ったことではないが、醤油やオイスターソースなど黒い色の調味料を使うと卵とじの色合いは当然くすみます。
なので、入れるとしても少量にする、
または、中に入れる野菜に染み込ませる(野菜と醤油だけ先にレンジ加熱する)などすると良いと思います。
基本、味付けは、塩、だしの素、めんつゆではなく白だしなど、配慮すればきれいな卵とじになると思います。
卵液の泡立ちを取り除くと、きれいな卵とじになります。
茶碗蒸しのときにやるやつですね。
でも、それやったら手抜き弁当にならなさそうなので10分弁当ではやりません。
(´・ω・`)ショボン
ラップを使う
ラップを敷いた状態で卵液を加えて、電子レンジで加熱。
熱いうちにラップ越しに形成する。
丸いボウルだと、半分に折ってオムレツみたいになるかと。
冷めたら半分に切る。包丁でハサミでもOK!
ちなみに、半分に折ってオムレツ型にするなら、ラップなしでも、
スプーンで半分に折って、冷ませばOKです。
なれない場合はラップ越しに形成シたほうがうまくいくと思います。
電子レンジで卵とじの
メリット・デメリット
時短
コンロで作る卵焼きよりもレンジで作る卵とじのほうが、圧倒的に速くできます。
しかも、コンロを使う場合は、ボウルとフライパン、2つの調理器具が必要ですが、
レンジの場合はボウルのみでOK!
レンジシている時間は(といっても1分とかだけど)他のことできるし、時短並行調理には欠かせないかなと思います。
10分弁当では、よく、揚げ物の衣に卵液を少しつかって、
残った卵液はレンジで卵とじにっていうのをよくやります。
残りはレンジで卵とじ
コンロの卵焼きだと、コンロ2つ稼働、しかも卵焼きつつ揚げ物もって
難易度がぐっと上がってしまいますが、
レンジの卵とじならわりと簡単にできます。
たくさんは作れない
デメリットは、一度に大量には作れないということ。
大きいボウルを使えば2個分くらいはいけるかと思いますが、
3個4個は厳しいでしょう。
レンジで加熱といっても、何度も途中で混ぜたりしないといけない可能性が高く、
かなり煩雑になると予想します。
こうなると、フライパンでまとめて焼いてしまったほうが楽に仕上がるかと思いますね。
今日も読んでいただいてありがとうございます!
動画は3月末くらいに投稿したのですが、文字起こしは7月と…
まぁ相変わらずの(´・ω・`)ショボンでございます。
レンジで卵とじは、初期はレンジ1発で仕上げていましたが、
だんだんやり方が変わってきました。
書籍レシピもレンジ1発でしあげるように書いてあると思います。
まぁどこまでやるかは、
自由に判断していただければと考えております。
そして、最近は、だし汁多めで、半分に折るふわふわレンジ卵とじがマイブーム☆
これが一番美味しいレンジの卵とじかも…
ただ、きれいに半分に折るには、野菜はたくさんいれられないんですけどね。
時期によって作り方がどんどんアップデートされていく。
でも書籍やYou Tubeは上書きできない。
一方で、ブログは上書きできる…。
てぇーへんなんだぁーなぁ…
本日も、 おつおつおつりんこ〜
レシピ本はこれです( ´・ω・`)ノ