お弁当

【 10分弁当 】鮭の唐揚げのお弁当〜包丁もまな板もいらない (425)

今回の10分弁当は、鮭の唐揚げのお弁当。

時短で唐揚げを作るには、薬味は生を使うことがポイントです。
漬け時間が短くても、冷めてもしっかり味わいを感じられます。

カブは根と葉で、味も栄養素も見た目も全然違います。
それぞれで1品ずつ、電子レンジで副菜を作ります。

今日のお弁当はこんなかんじ〜

鮭の唐揚げの10分弁当
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レンジ調理の際は、空気孔がついたフタ(ラップ)をします。
フタをしない場合のみ、「フタをしないで」と記載します。

鮭の唐揚げ

材料(1人分)



生サケ 1切れ
ショウガ  約小1/3
ニンニク  約小1/3
醤油 小1
砂糖 ひとつまみ

片栗粉  適量
サラダ油 大2~

時短で唐揚げを作るポイント

漬ける時間がとれないときに参考に!

薬味(ショウガ・ニンニク)は生をすりおろす。

チューブのものを使用した唐揚げより、冷めても美味しさが感じやすい。また、チューブのものは水分が多いので揚げているときに油ハネを起こしやすい。

食材は小さく切りわける。

小さめにして、調味料がつく面積を増やす。また、揚げる時間短縮、使用する油も少量で済む。

加える水分は醤油のみ。

通常は酒を加えるのだが、2,3分しか漬けないので醤油のみ。醤油だけでも生の薬味を加えればしっかり味がつく。逆に長く(10分〜)漬ける場合、醤油のみだと浸透圧が強すぎて食材から水分が抜けすぎる恐れがあるので酒を加えたほうが良いと考えられる。

食材の水気はふき取ってから片栗粉をまぶす。

水気が多いと、片栗粉が水を吸収してカラッと揚がらないし、油ハネもしやすい。また、食材に粉が残るくらいたくさん片栗粉を加えようとすると吸収する油が多くなる(腹持ちは良くなるけど)。

(少量の油で調理する場合)鶏肉のときは蓋をする。

一般に、魚よりも肉のほうが加熱が早い(魚は海の中、寒い所で生活しているから)。鶏肉(特に脂の多いもも肉)のような厚みがある肉は中心部までの加熱に時間がかかるので、蓋をして蒸し揚げ焼きのようにしたほうが良い。鶏の唐揚げ弁当参照。

ささみなら、細く切ってあれば蓋なしでも大丈夫かと。
脂は火通りが悪いのでもも肉は蓋をしたほうが失敗が少ない。

調味料に漬けておく時間、3分と10分で試したのですが、味に影響したのはこの2点。

生の薬味を使う

鮭そのものの味

10分程度ならたいして変わらず、
15分くらい漬けると変わってくるような気がします。

作り方


以下の材料を加えて、混ぜ合わせる。

ショウガ約小1/3
ニンニク 約小1/3
醤油 小1


ショウガとニンニクは、おろし金ですりおろす。



キッチンバサミで、生鮭を3~4つに切り、①に加える。

鮭に砂糖 ひとつまみをふりかけて、全体を混ぜ合わせ、2,3分おいておく。



①の鮭の水気をペーパーでふき取る。

漬けている時間が短いので、
しっかりふき取るというより、
さっとふきとる。



片栗粉を鮭全体にふりかける。

白い粉が少し残るくらいまで加える。



フライパンにサラダ油 大2~を加熱する。

④の鮭を皮面を下にして、揚げ焼きにする。



鮭の周囲の色が変わってきたら、裏返して、反対面も揚げ焼きにする。




畳んだキッチンペーパーに、鮭をのせて油をきる。




カブの葉タラコあえ

材料(1人分)


カブの葉 50g


タラコ 小1
クリームチーズ 3g 
酒 小1/2
醤油 ほんの少し

調理のポイント

タラコは酒でほぐしてから電子レンジ加熱をする。そのままだと(膜があるので)爆発することがある。

クリームチーズはなくてもよい。私はタラコの塩辛さが苦手で、クリームみたいなものを入れたほうが食べやすかったから加えた。

作り方


キッチンバサミカブの葉 50gを約3cm幅に切り分け、耐熱ボウルにいれ、電子レンジ(500W)約1分加熱する。



①を冷水で冷やしておく(2,3分)。



②のカブの葉をザルにあげる。
空いた耐熱ボウルに、以下の材料を加えて、混ぜ合わせ、電子レンジ(500W)約20秒加熱する。


タラコ 小1
クリームチーズ 3g 
酒 小1/2
醤油 少し


加熱後


カブの葉の水気を絞って、③のボウルに加え、混ぜ合わせて完成。


カブのゆかり漬け

材料(1人分)


カブの根 2/3くらい


赤しそふりかけ(ゆかり) 小1/4〜
砂糖 小1/3〜
お酢 小1

調理のポイント

カブの実をスライサーで切るときは、カブの側面に刃を当てて、カブを回しながらスライスすると、適当な大きさにスライスできる。

カブの他、切り干し大根や大根、レンコンなどでもOK。でもカブが一番美味しいいかな?

作り方


カブの根をスライサーで、2/3くらいになるまで薄切りにし、耐熱ボウルに入れる。

これが

これくらいまで



①のカブを電子レンジ(500W)約1分加熱する。

加熱後



キッチンペーパーでカブの水気をよくふき取り、以下の材料を加えて、混ぜ合わせる。


赤シソフリカケ 小1/4
砂糖 小1/3
お酢 小1



時間が経過すると、赤しそが酸に反応してカブがピンク色っぽく色づく。



今日も読んでいただいてありがとうございます!

うーん、うーん、魚の竜田揚げ、唐揚げ…。
好きなんですけど、大抵のレシピが10分程度浸け置く時間をとっているのですよね。

これじゃ、10分弁当で使えんぞ。

で、ホントに10分必要?!

と思って、まぁ試してみたんですよね。
そしたら…

質の良い薬味と鮭でつくれば漬け時間が短くても美味しい、
逆もしかり、
質の悪い薬味と鮭ならば漬け時間を長くしても美味しくない。
しょぼーん…。

結局、質の良い薬味と鮭に、漬け時間が長い、
それが一番美味しいのかも!

※ただ、漬けすぎると、魚から旨味や水分が抜けすぎて、ごにょごにょごにょとかいう話も聞きます。せいぜい15分程度がよいかと。

やはり時短は丁寧な料理にはかなわんか!
ゆるっと、お料理、お弁当作り、楽しみましょぉ〜
本日も、 おつおつおつりんこ〜

レシピ本についてはこちらのブログにまとめてあります↓

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